2011年06月01日

ぼくらの 21話

助かった・・・なんて考えること自体ナンセンスか。
(モジ)


言ってないのよ。言ったら、許してくれるわけないでしょ?
(田中)


いいのよ。私は。
軍に入った時から長く生きようとは思ってないから。
あの子たちを見ててね、
ああ自分は所詮、
死なない可能性のある人間、なんだなぁって。
やけになったわけじゃないのよ。
今、この場で契約できないとしたら、
子供に対して誇れる母親ではないから。
(田中)


私も同じですよ。
軍人なのに何をしているんだろうって。
子供たちの中に一人、
契約をしていない子がいるようですけど、
それが誰か、なんて問うつもりもありません。
一人でも助かってくれるなら、
これほどうれしいことはないです。
(関)


あの時、みんなカコに何も言えなくなってただろ?
でも誰かが言わなくちゃいけない。
だから、キリエは、悪者になった。
あの時はもうほかに、できることはなかったよ。
(モジ)


今の時代はね、人の・・・
軍人の命は消耗品の弾といっしょなのよ。
(田中)


田中さんってさ――いい匂いするよな。
(カンジ)


田中さんて僕らの間では、
カナタさん、って呼ばれてる。
はるか彼方にいるってね。
国防大23期生憧れの的だったよ。
(関)


ぼくらの 4 (IKKI COMICS) [コミック] / 鬼頭 莫宏 (著); 小学館 (刊)
posted by mangakotoba at 01:55 | Comment(0) | ぼくらの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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