2011年08月01日

バーテンダー158話

人はどんなに時間が経っても失った者を完全に忘れることなど出来ません
だから苦しむ
でもだからといって生き残った人が過去にとどまって苦しみ続けることを
誰が望むのでしょうか
必要なのは再出発
忘れるのではなく明日を信じて新しい一歩を踏み出すこと
5年かかるかもしれません
10年以上かかるかもしれません
でも大切なのは自分のペースで歩き出すこと
(佐々倉溜)


人は決して孤立などしていない
互いに気付かぬだけですでに出会い共に旅立っている
誰かの存在は必ず誰かを必要とし影響しあい支え合う
最高のバーとはそんなことが信じられる場所なのかもしれない
(和久井翼)


惨めさ 無力感 果てない不安
生きる意味の喪失
目の前にあるのは真っ暗な未来
しかし だからこそ・・・・・・
欲しいのは同情や憐れみじゃない
顔を上げ立ち上がる誇り
明日を自分の足で歩く勇気
そのための・・・・・・他者の優しいまなざし
(片桐)


店とお客様の間だけではなく
お客様同士が繋がり、癒す。
それが理想のバーかもしれません。
(長友健篩)





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2011年07月19日

バーテンダー157話

千の言葉を重ねるより
沈黙を選ぶ方が良い。そんな時が確かにあります。
(長友健篩)


善い人ってちょっとだけ残酷なんですよねぇ

頑張ってね 負けちゃダメよって言う
・・・精一杯無理してこれ以上頑張れないのに

あなたの辛さは分かるって言う
・・・ホント?あなたに私の何が分かるの

明るく振る舞うと無神経と言われ

落ち込むといつまで悲劇の主人公やってるのと言われる

悲しみってヤケドに似てる
頑張れ!
そのかけられた言葉の息だけでヒリヒリ痛む

しっかりしろ!
そう肩を叩かれると痛みに飛び上がりそうなる
他人の不幸は飽きるから

でも言い返せない
だってみんな・・・善い人だから
優しい言葉をかけてくれる
同情や心配の言葉も
(片桐)


善い人って後ろ姿は違うんです
丸めた後ろ姿が囁くんです
この子は可愛そうな子
でもその不幸が自分でなくて本当によかった
せれが見えちゃうんですよねぇ
(片桐)


バーテンダーに一番必要なことは想像すること
・・・とても辛くて孤独なお子さまのために
バーテンダーなら何を出すだろうと考えてみました
(佐々倉溜)


人は自分ではどうにも出来ない理不尽なことに出会った時
2つの生き方があります
なぜ私なのかと自分の運命をずっと憎む 泣いたり 嘆いたり 恨んだり
それも当然ですよね
でもたっぷり泣いたらもう一つの生き方もあります

自分の力で自分の運命を変えていく
一度は運命をあるがままに受け入れそこから切り開いていく
背筋を伸ばし右手でしっかりグラスを持ち
レディーのようにお飲みください
(記憶の中のバーテンダー)


お客様もどんなに小さくとも彼女(シャーリー・テンプル)のように
輝いて生きてください
本当の悲しみを知る者だけが
誰かの悲しみを理解できるから
本当の苦しみを知る者だけが
誰かの苦しみを理解できるから
(記憶の中のバーテンダー)



posted by mangakotoba at 18:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | バーテンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月26日

バーテンダー156話

物を失くしても、その形(記憶)は残り続ける―――。
(長友健篩)


我々が人生の意味を問うのではない
人生が差し出す問いに
我々が答えていかなければならないのだ
(ヴィクトール・フランクル『夜と霧』)


人が誰かの才能を素直に認められるのは
すごいことだと思います
自分に都合のいい人は才能があることを認めても
自分より優れた人や都合の悪い人は無能と言いがちです
特に部下や弟子の才能はあまり認めたくないですし
(佐々倉溜)


実はこの店まだオープンしたばかりで
どんな店になっていくのか自分でも分からないんです
ただ分かるのは・・・
バーの一番の仕事はお客様の辛い記憶を
カウンターに預けてもらうこと
(佐々倉溜)


人を殺すのは記憶の重み
(佐々倉溜)


どんな記憶も時が経てばいつか甘美なものに変わります
(佐々倉溜)


誰にとっても一番苦しいのは
自分の中に棲む悪魔の記憶なのかもしれません
嫉妬や怒り、嘘や偽善
人は多分自分自身が許せない時に
バーの扉を押すのかもしれません
(佐々倉溜)


心理学では人が人生の前で立ち止まる
節目の時があると言われているんだよ
始めたことをやめたくなったり
迷ったり戸惑ったりするのが
3日、7日、49〜50日、1年、3年、7年目
そうこれが仏教で死を弔い悲しみから回復する時期と
一致しているのは偶然ではないだろうね
(心理学の先生)


誰もが記憶の重さに耐えている
だからこそ小さな節目を一つずつ
乗り越えて生きていくんだね
(心理学の先生)
posted by mangakotoba at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | バーテンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月14日

バーテンダー155話の名言

深く考えることと
狭く考えることは違います
深く考えようとして
ただ偏狭になることもあります
・・・お客様のように
(佐々倉 溜)


無駄に見えますが
自分の頭を打ちつけ
必死に考えることでしか
壁は破れませんから
(佐々倉溜)


本当はバーの酒も
バーテンダーが作るわけではありません
どの一杯も人の人生が
必要とするから生まれてくる
その一杯を必死に求める魂があり
その一杯に何とか応えたいと思う魂がある
それが出会うのがBar
(佐々倉 溜)
posted by mangakotoba at 20:44 | Comment(0) | バーテンダー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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